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四十三回忌法要
四十三回忌法要
丸四十二年を経て営まれる法要です。
遺族だけで行うのが一般的ですが、省略されるケースが多くなっています。
追善供養・年回については、四十九日法要まではインドで、
百か日法要から三回忌までは中国、それ以降は日本で慣習化されたものです。
江戸時代までは、三十三回忌までで、三十七回忌・五十回忌が
行われるようになったのは明治以降です。
その中でも、三十七回忌は三十三回忌を忘れてしまったり、
何らかの都合で出来なかった場合の供養として行われてきたようです。
しかし、三十七回忌、四十三回忌、四十七回忌、五十回忌法要も必要です。
特に、浄土宗、浄土真宗では三十三回忌法要、
又は三十七回忌法要迄としていますが、
法事の施主がお世話になった祖父、祖母、両親の場合は
三十七回忌、四十三回忌、四十七回忌、五十回忌法要も必要です。
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一周忌は亡くなってから満一年目に行ないますが
他の年忌法要は満年数マイナス一年で行ないます。
ですから四十三回忌の法事・法要は満42年目の命日に行ないます。
例えば、2013年に亡くなった場合、一周忌法要は2014年。
四十三回忌法要は43年目の2056年ではなく42年目の2056年に行います。
また年を重ねると、供養する対象も増えてきます。
七回忌以降は、他のご先祖様の法事・法要と合わせて行うこともできます。
これを「併修」といいます。併修を行うときは
命日が早い御先祖様に合わせた日程で行います。
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